第46回INS地盤と防災研究会・第80回INS岩手山火山防災検討会のご案内

INS地盤と防災研究会 会長 山本 英和 yamamoto@iwate-u.ac.jp
INS岩手山火山防災検討会 新代表幹事 越谷 信 koshiya@iwate-u.ac.jp

事務局 岩手大学理工学部システム創成工学科社会基盤・環境コース 山本 英和
              電話&FAX 019-621-6441   齊藤 剛

岩手山も雪化粧し,めっきり寒い日が続いておりますが,みなさま,いかがお過ごしでしょうか。
 ご承知のように本年になってから岩手山の火山活動の活発化が進んでいます。2024年2月ころから
岩手山での山体膨張を示す地殻変動が観察されようになったことから,気象庁は2024年8月21日に
「火山の状況に関する解説情報(臨時)」を発表しました。さらに,同年10月2日には,
大地獄谷付近のごく浅い地下での膨張や,黒倉山付近で発生している微小な火山性地震の
継続的発生により,西岩手火山での噴火が懸念されることから,噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を
発表しました。このような岩手山の状況は,1998年から数年続いた噴火危機以来のことになります。
そこで,今回の岩手山の火山活動についての理解を深めるため,はじめに土井宣夫氏に火山としての
岩手山について説明していただきます。続いて,気象庁気象研究所から岡田純氏をお招きし,
今,岩手山の地下で何が起きているのかについてご講演いただきます。これらの発表を受けて,
齋藤徳美氏に,1998年の噴火危機での経験を踏まえて今後の岩手山の火山防災対応についてお話しいただきます。
総合討論では、参加されたみなさんとともに,今後の岩手火山防災に資する議論ができればと考えております。

 講演会終了後には大学食堂での交流会を開催いたします。こちらを期待されていた方々も多数いると
お聞きしております。交流会で、さらなる親交を深めていただければ幸いです。

講演会・交流会の参加のお申し込みは、12月13日(金)までに事務局までメール(tsuyoshi@iwate-u.ac.jp
またはファックス(019-621-6441)でお願いいたします。

               記

日時:2024年12月21日(土)13:30―17:00(予定)
会場:岩手大学理工学部みらいAIOホール(旧テクノホール)
https://www.iwate-u.ac.jp/campus/facility/map.html

テーマ 「うごき始めた岩手山~火山活動と防災対応」

話題提供
・仮題「火山としての岩手山」 岩手火山地質研究所所長 土井宣夫
・「今,岩手山の地下で何が起きているのか」 気象庁気象研究所火山研究部 主任研究官 岡田 純
・仮題「岩手山の火山防災活動〜経緯と今後〜」 INS岩手山火山防災検討会 元代表幹事 齋藤徳美
総合討論

17:30−19:30 交流会 岩手大学理工学部食堂
会費 3,000円を予定